慢性炎症は全身に広がる ホーミング機構
捻挫とか打撲とか、赤く腫れて痛ければ誰でも気づくけれど
慢性的な炎症は自覚がないことが多い。
っていうか
こういうかくれ炎症の方が圧倒数が多い。
長い間炎症があるから
それが普通になっていて本人もわからない。
でも炎症がある限りどんなにサプリを飲もうが、いい食事をしようが効かんのです。
慢性の炎症は急性の炎症みたいな派手な火事とは違い
一見して普通に見えて、実は中でくすぶっている火元があるようなもの。
自覚がなくとも体はその火元を感知して消そうとする。
火事を消そうと活躍するのがリンパ球。
そもそもリンパ球は全身が活動のテリトリーだから
どこかの炎症はどこかの炎症に広がっていく。
こういうのをホーミング機構と呼んでいます。
慢性炎症が起こる代表的なものは
腸粘膜(リーキーガット症候群)
上咽頭(鼻)
歯
要するに、粘膜ですな。
粘膜の炎症はその一部位だけに止まらず、飛び火する。
つまり腸粘膜の炎症の原因は実は歯にあった、ってこともあるわけです。
実際これはすごく多い。歯もなんか違和感あっても放置しがちだしね。
お口の健康は全身の健康なんですよ。
腸の健康もお口から。
風邪引くといつも鼻の症状がひどいとか
つかれると歯がうずくとか
すぐお腹をくだすとか
普段から慢性の炎症があるかもよ。
かくれ炎症ははた目にはわからないけど、血液検査の結果には
案外その影がちらほら見えてきます。
正常値の範囲内だから問題なし、と思うなかれ。
慢性炎症はしっかりその爪痕を残しております。
じわりじわりと、体を蝕むのです。
そのくすぶっている火元がすべての原因ってことはありありですよ。
フィジカル的にもメンタル的にも。
気になる人は血液検査から火元を探すべし。
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