ケーキを食べたら筋肉痛になった話
つい先日まで滞在していた佐島のゲストハウス 汐見の家
お手伝いしながら2週間ちょっとの島暮らしを満喫。
ゲストハウスの管理人さんには、息子とよく遊んでくれるお子さんがおりまして。
いろんな大人に囲まれて暮らしているせいか人懐っこくて可愛いのです。
その子のお誕生日の日に、夕食後にみんなで誕生日ケーキを食べました。
しっかりと、一人前のケーキを食べるのは結構久しぶりでした。
で、翌日顎やこめかみが筋肉痛で疲労感が半端ない。
あ、これは夜中に相当食いしばっていたのではないかな
と思ったわけです。
小さい頃から寝ている時の食いしばりがあったようで
20代の頃、当時の仕事のストレスで顎関節症にもなったこともある。
現在も歯科の先生にも食いしばりがあると言われていたので
いろいろ気をつけていましたけども
ケーキでそれを体感するとは。
ここに関係するのは血糖値。
食事のたびに上下するのが血糖値。
緩やかに血糖値が上がれば、下がる時も緩やかに下がります。
急激に血糖値を上昇させるものを食べれば、血糖値も急激に下がります。
この振り幅が大きいのをグルコーススパイクとも呼ばれたりする。
食べた後に眠くなったりだるくなったりするのはこのせい。
ここに
血糖値をコントロールするホルモンを分泌する副腎の機能の低下、いわゆる副腎疲労や
体内で糖をつくる糖新生の場である
筋肉の不足や肝臓の機能が低下していたりすると
血糖値が通常以上に下がってしまい
体の緊張や頭痛、汗、動機というような肉体的な変化だけでなく
イライラや不安感、ネガティブ思考的な精神的な変化も出てきます。
血糖値下がりすぎたら命に関わるので
体はアドレナリンなんかを出して、この危機を脱するわけです。
これが夜起これば、寝ていても体の緊張は強くなり
歯ぎしりや食いしばり
寝ても疲れが取れない
などを体感するってわけでして。
夜ケーキを食べて
寝てる間に低血糖を起こして筋肉が緊張して食いしばって
結果、顎やこめかみなんかの筋肉が疲れてるってっことですな。
口を開けるのもめんどくさくなるくらいだるかった。
日頃こんなのが起こってたら
噛む力も弱くなって、消化力も下がるし
首や肩こりなんかもあるだろうし。
夜間低血糖対策は
寝る前にアミノ酸をしっかりととる。
ボーンブロス、または出汁+葛粉を飲んだり
甘麦大棗湯を飲んだり
副腎サポートのサプリなんかもいい。
眠りのサポートをしつつ
副腎や肝臓のケアや筋トレ
血糖値のインスリンの効率をあげるには腸内環境も大事だし
何はともあれ、血糖値のコントロールができる体をつくるべし。
そもそもグルコーススパイクが起こるようなものを食べなければいいじゃん
という点もある。
でも久しぶりに食べたケーキはとっても美味しくて
みんなで私も息子も食べて楽しかった。
たまに食べる時は食べる。美味しく楽しく。
その方が唾液も胃酸も分泌されて、消化力もアップ。
こういうのが一番大事ですわ。
これがうまくいかない人、日々のあれやこれやで楽しい食事ができんって人は
日常生活のもろもろやそうしている自分の思考そのものをみつめるのが効く。
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