体が硬いのは栄養状態のせい?
体が硬いからヨガはちょっと。。。。という人は多い。
硬い人こそやってほしいのだけれど。
体の硬い、柔らかいってうのは
関節が動くか
筋肉の伸び縮みができるかどうか
というのは何となくわかりますよね。
ではなぜ、関節の動きが悪くなったり
筋肉が伸び縮みしない、要するに筋肉が硬くなるのか
という理由は様々ですけども、栄養という面から。
筋肉を緩めたいなら、マグネシウム
これは鉄板です。栄養療法を学ぶ人なら誰でも知っている。
マグネシウムとカルシウムはブラザーミネラル。セットで働きます。
簡単にいいますと
カルシウムが多いと、筋肉はキュッと収縮します。
マグネシウムはその反対に緩める。
現代食はマグネシウム欠乏に陥りやすいので、意識的に補わないとまず足りない。
筋肉を緩めたいならマグネシウム。
足がつりやすいって人も
お風呂にエプソムソルと入れたり、マグネシウムスプレーを揉み込んだりで
かなり楽になったりします。
我が家の愛用のエプソムソルト。
なぜ筋肉が硬くなるのか
その大きな理由をざっくりと分けて考えると
・交感神経が優位な状態
・鉄欠乏状態
交感神経が優位、と言う時はからだもこころも活動時。
リラックスよりは緊張している時です。内臓も筋肉も心も緊張状態。
交感神経優位の状態がずっと続けば、筋肉も疲労から柔軟性が低くなるのも当然。
いわば力が抜けない、という状態。
典型的には深呼吸すると肩があがったり。
メインの呼吸筋である横隔膜あたりも緊張が強かったり
肋骨、背骨の可動域が狭いため深い呼吸はしにくい。
交感神経優位になりやすい原因
ストレスなどの外的要因(副腎疲労の初期)
血糖コントロールがうまくいかず低血糖を起こしている
食事からの栄養が不十分でエネルギー不足
カフェインの摂取
交感神経が優位になりやすい状況は様々ですが
栄養、食事という面からできることは結構あります。
鉄欠乏があると、筋肉は硬くなる?
そして鉄欠乏がある、ということは
抹消まで十分な酸素が送れないから、冷えやすい。結果、筋肉も硬くなる。
鉄はたんぱく質とくっついて血管内を流れてますから
たんぱく質不足でも同じことが起こる。
そして、成長しきれず大きいままの赤血球が抹消血管までたどり着けない
ということもあります。
大きいままだと細い血管は通れないでしょ?
これはビタミンB12、葉酸が不足して起こる巨赤芽球性貧血という貧血の症状の1つ。
鉄不足だけが貧血ではないのです。
要するに手足先まで、血液の循環がうまくいかないから冷える。
結果、筋肉も硬くなる、という感じ。
ちなみに、ベジタリアンはVB12が不足しがちです。
植物性の食品にほとんど含まれていないので。
ベジタリアンの方で、VB12不足による貧血の血液のデータを結構みました。
鉄不足は関節の動きを邪魔する?
鉄はコラーゲン生成の要です。体の約3割はコラーゲン。
関節内の軟骨や滑液、滑膜
関節を包む関節包、靭帯
関節を動かす筋肉、筋膜、腱
コラーゲン不足でしたらこれらの代謝も落ちるでしょう。
喉や腸粘膜とか、もっと優先度&代謝サイクルの早い方で使われるでしょうし。
からだの柔軟性と高めたいならば
ストレッチや運動、要するに動かすことは必須。
でもその体を動かすエネルギー源、体の原材料の不足をなくすのも必須。
からだの緊張を緩めたいなというときに
栄養という形で、分子レベルでのサポートがあると体感しやすいかもしれません。
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