アミノ酸のサプリメントは何が良いのか？
たんぱく質は体内で分解されるとアミノ酸になります。
たんぱく質を意識した食事もさることながら
それをちゃんと消化できるような食べ方をすることが鍵になります。
アミノ酸のサプリメントは数多くありますが
よく聞かれるのがEAAとBCAA。
トレーニングをされている方にはよく知られているアミノ酸ですが
最近一般的にもよく知られてきました。
EAAとは、Essential Amino Acids
２０種類あるアミノ酸の中でも、体内で作れず食べることで補うほかしかないものを
必須アミノ酸といいます。
EAAはこの必須アミノ酸９種類を含んだもの。
比べてBCAAは、Branched-chain Amino Acids
アミノバイタルはBCAA。
必須アミノ酸のうち、バリン・ロイシン・イソロイシンの３つが含まれています。
筋トレ前後のアミノ酸補給によって
筋力アップ、回復力が大きく変わるのでトレーニング界では常識。
特にBCAAは、筋肉の中に多く含まれ筋肉の発達には重要。
運動による筋肉の分解を防いで、筋力をアップさせたい
運動中の集中力やパフォーマンスのアップに効果的とされています。
そもそもたんぱく質は
・筋肉や骨、爪、髪、皮膚、内臓、血液など、体内の細胞すべての材料
・ホルモンの材料
・消化酵素の材料
・神経伝達物質の材料
と、からだとこころをつくる大事な原材料です。
からだとこころを作るために、アミノ酸はなんでも良いかというとそうではなく
実は、そのバランスも重要。
必須アミノ酸はそれぞれ同等レベル必要で
そのバランスを「アミノ酸スコア」なんて呼びます。
一度は聞いたことがあるのではないでしょうか？
アミノ酸スコアが１００に違いほど、各必須アミノ酸を含む割合が良いということ。
卵はその代表的な食材ですね。
アミノ酸スコアが１００であっても、ちゃんと消化できないことも多いので
必須アミノ酸をすべて含むEAAも良いではないか、ということ。
消化力が弱くて、たんぱく質不足がある人や
運動している、していないに関わらず用いられていますし
美容のため、お仕事の集中力のアップのためなど
いろんな効果を感じられているようです。
とくに、分子栄養学では
副腎疲労で血糖値のコントロールが苦手な方の低血糖対策に使われます。
アミノ酸から糖をつくる糖新生というシステムがあるのです。
日々の食事だけで十分なたんぱく質、アミノ酸が得られるのが一番ですが
疲れや風邪などで体が弱っている時にも補助的に使うのも良いのでは？
と思います。
でもEAAやBCAAを飲む際に気をつけたいのが
血糖値をあげるというのがありますから
糖尿病のある方は注意が必要です。
実際、EAAを飲んだら血糖値が爆上げしたなんて話を聞きます。
体に良いものが誰にでも良い、というわけでもないのです。
そして、こういうものには大抵甘味料が入っています。
人工甘味料の種類によっては、発ガン性など健康を害するものがありますので
この点も気をつけたい。
EAAでも、甘味料なしのものがあるのですが。
私は一度チャレンジして不味すぎて無理だった。。。
私も運動の前後や疲れている時
夕方の血糖値が下がりやすい時間など、EAAを飲みます。
体感的にもかなり違うのですよね。
先月から始めたジョギングでも持っていきます。
先日、息子の凧あげに付き合いながらちょこっと走ってきました。
サプリメントはなんでもそうですが
食事の代わりではなく食事の補助、というのが原則ですね。
スープや
ボーンブロスの作り方
お出汁でもとりたい。
胃腸の弱い人こそ出汁パックのアミノ酸を活用しよう
冬はあったかいスープが染み渡ります。
まだまだ寒いですから、スープをおやつに
細胞から体をあたためてあげましょうね。
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