斜視手術の２年後
腰が痛い時に
・腰や下半身の筋力を鍛えたり柔軟性を高めたり
・骨盤・脊柱など、姿勢を整えたり
というようなアプローチ以外に
脳への感覚を増やす
という、神経系のアプローチがあります。
腰に痛みを感じさせてしまう動きをしてしまうのは
・からだのどこかの感覚が弱くて、そういう動き方が習慣ずいている
・痛みを抑制する神経系はうまく働いていない
というようなことが、あるんですね。
こういう場合は
腰とは全く違う部位や、痛みが内側の運動をして
脳への感覚という信号を増やして活性化することで
あれ？？！！
と、まるで魔法のように効果が出てくることも多々ある。
脳と神経系からのアプローチ、感覚運動は複雑すぎて
私もまだ勉強も経験も追いついていないのですけど。
この「感覚入力を増やす」という方法は運動だけでなく
視覚や聴覚も大きく関与します。
私は上下斜視というのがあって、２年ほど前に手術をしているのですが。
術前の検査には何回も通って何時間も検査して
自分が人よりどれほど見えていなかったのかを実感。
とくに３Dは、人ほど立体に見えていないというのがよくわかった。
斜視の手術後、見やすくはなったけど
自分の目が動かない方向に動かそうとするときの不快感
は、顕著に感じる。
そして、眼球の動きの位置によっては
車酔いのような吐き気やめまいを感じる。
これは脳の前庭覚と小脳という
からだや頭の位置、スピードなど平衡感覚に関わる部位の機能低下がある
というのは、実感しておりました。講義などの実習でも体験済み。
ここへの介入なしに改善はしないだろうな、と思いつつ
とにかくやりたくなかった笑
動かない方向に目を動かす ＝ 不快
でしかなかったので、気が進まないし絶対きついから。
最近、自分の体調が安定して副腎も元気になってきたところで
ちょっとやってみようかという気持ちになった今しかない
ということで、重い腰をあげてとりかかってみました。
私もこの分野の勉強の際にはセミナーに参加している
AZCAREにの講師でもある川合さんが主催するPM Performance.
神経系のアプローチだけでなく
一般的な機能解剖学てきなトレーニング
分子栄養学ベースの栄養療法
全てにおいて信頼しているパーソナルトレーナーさんです。
結果はですね、一回受けただけで眼球の動きは格段に楽になりました。
トレーニングはめっちゃきつかった。。。
一度はちょい待て。。と止めました。。吐くかと思った笑
体力ではなく神経系の消耗感が半端ない。
でもトレーニング直後から視界が広がった感じがして
直後はその視野情報が多すぎて酔う感じがするほどの効果あり。
いやー、ほんまに脳ってすごい笑
こういう神経系のアプローチは即効果が現れるのが特徴ですね。
もちろん継続しなければ戻るので
セルフメンテもトレーニングの継続が必須ですけど。
ほんと、おもしろい。
目が動かない、という感覚が普通の人にはないのでしょうけど
大抵は体も脳も同じところしか使われていないので機能低下がある。
それが自分の体の動かし方、姿勢に顕著に現れて今の肉体がある。
そこを改善するためには
感覚を増やして、脳の機能をアップさせること。
自分の毎日のヨガプラクティスにもここを組み込みつつ
セルフメンテに勤しみつつ
ヨガクラスにも反映させていく所存です。
PM Performance.の川合さんは自らを
「発達グレーの先輩」と称して、グレーゾーンの子供たちへの運動・栄養指導
認知症やがんなどの、予防や療法としての運動・栄養療法など
トレーニング業界よりさらに幅を広げて活躍中です。
AZCAREの中心メンバーの方々をみておりますと
今なら発達障害と呼ばれてしまいそうなみなさんが
そこを長所に秀でた才能、技能を獲得に邁進、活躍していて
若いみなさんですけどとても尊敬しております。
個性ある子供たちが増えてきているけども
その子たちの受け皿、居場所を作る体制が整っていないのも現状。
「発達グレーの先輩」たちのサポート力は
子供にも親にとっても半端なく心強い。
そんな神経系からの介入
という方法もありますよ、というお話。
ビジョントレーニングは継続しつつまたご報告しますね。
LINE @ でもからだや栄養にまつわるお話やセミナー情報などお伝えしています。
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