取捨選択をする栄養 第3チャクラと境界線
最近、いろんな人から似たような話を聞いて
なるほどな、と個人的に腑に落ちております。
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その痛み、病は自分のものか?
他人の痛みをもらう
というと、スピリチュアルな話のようでそうも珍しいことでもなくって。
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例えば、小さい子供が、お母さんが機嫌が悪いと、自分のせいだと思う。
お母さんが悲しそうにしているのは、自分が悪い子だからと思い込む。
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そんなことってよくあるでしょう?
怒りや悲しみ、というのはお母さんの感情であって
その子供自身の感情ではないのに、まるでそれを引き受けるがごとく請け負ってしまう。
そういうことばかり続いた幼少期を経て大人になった人がいたとしたらどうだろう。
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自己評価が低くていつも自分をジャッジするだろうし
周りの顔色、空気を常に読むから、相手の気持ちがわかりすぎて振り回される。
そんな生活はきっと身も心も疲弊して、病気の原因になっても何ら不思議はない。
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私の慢性乳腺炎の話は今までもしてきましたが(過去記事を参考に)
とある人に、言われてそこか!?とびっくり納得したのが
「その怒りはお母さんの怒りかもしれない」ということ。
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炎症の炎という時は、火が2つ。炎症は怒りの象徴。
胸に起きたということ、しかも左側というのは女性性的なものに起因する。
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母親はどうだったか、と。
私のもつ両親への感情、というのはだいぶ整理されていて落ち着いていたけども
私から母ではなく、母から私へと、は思いつかなかった。
思い当たるものがいくつかあったから、これもあるかもな、と。
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知っておかなければ、無意識に息子にやるかもしれない。
私は、あなたのためを思って・・・とさ。それは愛情なんだけれども
親が思う以上に、全て受け止めることがあるのが子供。
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子供が小さい頃は、母親とのつながりは特に強い。
でも、成長とともに、自分というものを知覚、認知して、確立していく。
こんな生まれたばかりの子供たちは自分の腕1つ、意識的には動かせない。
(敏腕秘書のアシストのぞみんベビーちゃん。)
すべて無意識、反射的な運動のみ。それが成長とともに
これが自分の手だ、腕だ、足だ、と認識して、意識的に動かせるようになる。
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その段階でとても大切なのが、触覚。触れること。
(友人のかもめスタイル主催日南まいちゃんの次女ちゃん。。。すでにこの子も3歳。)
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子供にとって最初の強烈な触覚センサーは舌。
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おっぱいに触れればしゃぶって飲む
自分の手を舐めて、これは自分の手だ、と認識する
手当たり次第に全て舐めて、認識していく
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いろんなものに触れて、触れられて
これは自分の体でこれは他人の体だ
これは自分でこれは物だ
そんな風に学んでいく。
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もしこの段階に不具合があれば、自分と他人の境界線が曖昧になる。
まさに、先ほどの周りの空気を読みすぎる人間になって不思議はない。
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他人や物、物質に対して、境界線が曖昧ということは、非常に敏感で
本来スルーできることを、感じ取ってしまうということ。
全て受け取っていてはこちらがもたない。
これはいる、これはいらんと取捨選択するにも、パワーが必要。
第3チャクラ的な、腹のできた底力みたいな。
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ここで、ちょっと分子栄養学的にも考えてみると
GABAという物質がある。コンビニなんかでも最近よく見かけます。
GABA入りチョコとか。
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GABAとは神経伝達物質のひとつで、こんな風な生成過程がある。
ざっくりというと
グルタミン酸は脳を興奮
GABAは脳を抑制、というはたらきがある。
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カクテルパーティ効果というのがあって
周りががやがやしているところでも自分が話している相手の声って聞き取れるでしょ?
音の取捨選択、聞き分けをするのに必要なのがGABA。
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だから、グルタミン酸からGABAの流れがうまくいかなくて
グルタミン酸↑↑ GABA↓↓
となると、いらない音まで聞こえちゃっていつもうるさい。
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だから人の話が聞けないし落ち着きがない。
自閉症や発達障害の子が音に敏感というのはここに要因があることが多い。
遺伝的に代謝できない子もいる。
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最近はHSP(Highly Sensitive Person)というのは本も多数あって
(これ、いい本)
以前は私も大変な時期があった。
全てではないけれども、栄養からできることもあるよ、ということ。
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そして、触覚。成長過程で、触って感じることで
これは安全でこれは危険だ
と学んで無意識の反射的な行動から意識的な行動へと移っていくのだけれど
この原始反射と呼ばれるものが残ってしまうことが多々ある。
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感覚が脳へと伝わり
「ああ、これは〇〇だな。危なくないしそのまんまでいーわ」
というオッケーがでなければ
「なんだこれは!知らんぞ!危ないかもしれん。命の危機か!」
となれば肉体も精神も緊張するでしょ。めっちゃ大雑把な説明だけど。
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毎日が生きるか死ぬかのサバイバルでは、体も心も疲弊します。
私が少し勉強している神経系からのアプローチ、感覚運動療法、という感覚の入力というのも
要するに境界線の再構築だなと思う。
(これもいい本)
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栄養的には
グルタミン酸を代謝するにはGAD酵素が必要で、この酵素にはビタミンB6必要。
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人が多いところは苦手
混んでいる電車は乗れない
はビタミンB6不足かもしれない。
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緊張しやすい
敏感で周りからの影響を受けやすい
というのは
感覚の入力が十分でないのかもしれないし
栄養が十分でないかもしれない。
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そうやって、やれることをやっても残るものは第1、3チャクラ的な
自分とは?
と、自分や親の感情、関係性と向き合ってみたり
そもそも自分のルーツとは?と探ってみることもあるのかもしれない。
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このあたりは、私も現在進行中で取り組み中。
フィジカルから、メンタルからどちらでもいいけれども
どっちかだけってことはないもの。
どちらかにこだわってどちらか一方を毛嫌いしていたら、そっちをやった方が早いかも。
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