類は友を呼ぶ。貧血は貧血を呼ぶ。

 

女子だから甘いものが好き

というよりは

女子は貧血だから甘いものが好きっていう方が正しいと思う。

貧血も甘いものがやめられない理由のひとつ。

(甘いのをやめられないその他の理由はこちら → ★ 

 

日本人の有経女性はほぼ貧血状態。

普通の食生活をしていて、貧血状態のない人をみたことがない。

自覚症状のない人がほとんどだし

通常の血液検査の読み方ではスルーされちゃうけど。

 

 

貧血っていうと、通常はヘモグロビン量でみていく。

通常女性ならば12あれば貧血とはまず指摘されない。

でも血中の鉄はたんぱく質とくっついてるからたんぱく質が少なければ鉄も少ない。

総たんぱくで見るっていうのもあるけども

ここも、いろんな条件で実際のたんぱく質を反映された数値がでないことも多くって

あとはALTやAST。

肝機能を見ることがほとんどだからこの値なら大スルー。

これらはアミノ基転移酵素という酵素で、酵素の材料はたんぱく質。

通常少なければオッケーとスルーされてしまうけども

分子栄養学的に考えれば、低たんぱくを疑う数値。

 

ちなみにこの2つの数値の差が2以上あるってことは

VB6が不十分である指標になるっていうのは分子栄養学の基本中の基本。

 

 

あと赤血球の大きさとかね。

MCVってのは赤血球の大きさ。

大きいってことは、成長に失敗している赤血球だからいまいち使い物にならず。

これも貧血のひとつ。

ヘモグロビンは12はあるけど

通常、90くらいの数値だからこの方はかなり大きい。

長年ヴィーガンをされていた方の結果でした。

 

VB12は植物性にはほぼ含まれない。

ヴィーガンの方でもこれだけはサプリを飲むって方が多いよね。

 

そういえば

昔母親が氷をガリガリとひたすら食べていたことがある。これも貧血の症状だったと思う。

 

赤血球が全身に酸素を運ぶ。でも貧血だと運ばない。

脳や心臓とか、生きてくためにマストな所への酸素供給を優先させるため

氷で冷やして末端部分への血流を阻害する、とのことらしい。

 

 

わたしたちの体は60兆個とも呼ばれる細胞の集まりで。

その細胞の中にはエネルギー生産工場があって

その工場を効率よく稼働させるためには鉄が必要。

 

大雑把に言うと

鉄が十分にあるのとないのとでは

玉ねぎを包丁でみじん切りする

フープロ使ってみじん切りする

くらいの効率の差がある。

 

生きてる間ずーっと作り続けなきゃいけないんだから、フープロの方が楽よね。

でも鉄がなきゃフープロは動かない。

仕方ないから人力で頑張るしかない。

人力エネルギー生産工場は糖で稼働しているからどんどん糖をとってエネルギー作り続ける。

だから甘い物食べて糖を補給してエネルギー作らないと生きていけなくなってしまう。

 

まあ、こんなことをしていたら貧血の負のループを巡っているようなもん。

んじゃ鉄をサプリで補給すればいいかっていうとそうもいかない。

 

貧血の原因は鉄不足だけじゃない。

なぜ貧血になっているのか

なぜ低たんぱくになっているか

 

ここを血液検査のデータを用いつつつ

話を聞いて

姿を観察して

体を触って

この原因を探していくのが最も重要。

 

そこを顧みずとりあえず足りないもんあげりゃいいやってなると

生産工場そのものを錆びさせたり

体内の他の生き物が勢力を増してきたり

よろしくないことばかり。

 

 

エネルギー足りなければ

テンションアゲアゲで気合いで乗り切る

アドレナリンファイターとなるんだろう。

(アドレナリンファイターはこんな感じ → ★ 

 

男性にも当てはまるけど

男性でこの数値だったら相当しんどいはず。

女性は貧血に慣れているけど、男性は違うからね。

 

貧血は脳内の神経伝達物質、例えば幸福ホルモン、セロトニンを作るときにも必要だから

貧血あって体力なくって、幸運に縁のない人の周りには

同じタイプのアンハッピーピーポーか

そこにつけこんでくるか

そんな感じではなかろうか。

 

知らんけど(笑)

関西弁ってほんとにいいよね。

 

類は友を呼ぶとはそういうこともあるわけよ。

これが男性ならば仕事や社会的立場にも多大なる影響がでるはず。

 

他人は変えられない。

自分が変わっちゃった方が早いね。

 

 

 

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