あなたの腸(町)はどうですか? 腸内細菌とコミュニケーション能力

抗生剤によって、腸内細菌のクロストリジウムが増える可能性がある

というお話は、こちらの記事

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腸内細菌の悪玉菌が増え過ぎれば、便秘や下痢などの胃腸症状だけでなく

腸粘膜の炎症やガスの発生によって

アレルギーや慢性疲労、うつ、免疫系疾患など全身の症状の原因になります。

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自分の体質、性格と思っていたその原因は腸内細菌のせい?

ということもありえるのです。

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例えば神経伝達物質のドーパミン代謝。

アミノ酸であるチロシンを材料にドーパミンが作られます。

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ドーパミンは、やる気ホルモン。

意欲、運動、快楽に関わっていて

よし、やるぞと行動したことによる喜びや快感を感じさせてくれます。

達成感とか充足感とか、そんな感じでしょうか?

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この代謝には、鉄やビタミンB6なんかが必要ですよ

という話は、これまでも何度か。

亜鉛不足からくる、銅過剰によって、ノルアドレナリンやアドレナリンが増えて

不安やネガティブ思考、イライラや短気など

月経前の女性や産後のお母さんに見られる変化についてはこちらの記事を。

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そして、クロストリジウムの中でも悪い方のクロストリジウム・ディフィシルが増えると

ドーパミンからノルアドレナリン への代謝を邪魔することがわかっています。

結果、ドーパミンが増える。

ドーパミンは何かをしたことによる喜びを快感に感じる報酬系。

これが多過ぎれば、依存症となります。

そして、多動も多く見られるドーパミン過剰の特徴です。

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程度は人によりけりとしても

やめたくてもやめられない、依存しやすい

思いついたら我慢できない

自制が苦手で、快楽に逃げやすい

落ち着きのない、じっとしているのが苦手

そんな性質に腸内環境が影響している可能性は十分あります。

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気になる方は、尿中有機酸検査や総合便検査でクロストリジウムが多いか少ないか

を調べることもできますし

過去に抗生剤をよく飲んでいたりしたことがあるかたは

良いクロストリジウムを補ってあげる、というのもいいですよね。

この辺りもこちらの記事に書いてありますのでご参考に。

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からだもこころの代謝の基本はお腹ですよ。

お腹の中の菌とのより良い共生関係をどう築くか、というのは

実際の人間世界とのコミュニケーション能力と比例していると思ってます。

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実際、自閉症やADHDなど

他人とのコミュニケーションが苦手と言われている人たちの腸内環境は特徴的。

それが悪いとは思わないし、個性の1つ。

でもそれで苦労することが多いのならば、腸内環境から変えてみるというのも方法。

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「腸内細菌」は「町内最近」よねと聞いて、なるほどって思います。

どんな菌=人が集まっているかで

その腸=町の良いも悪いも、面白いもつまらんも変わりますよってことです。

あたなの腸=町はどんなですかね?

悪い菌ばっかも嫌だけど、良い菌ばっかりでも面白くない。

お腹の中は人それぞれです。自分にとって良い感じにいくのが一番。

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