消化を助ける方法
セミナーでもカウンセリングでも
食べるものを選ぶことも大事ですけども
食べたものをちゃんと消化できるようにするのが何より大事ですよ
といつもお伝えしています。
消化できなければ吸収できませんので
どんなに良いもの食べても細胞内には届きません。
未消化のたんぱく質は腸内環境を荒らし
リーキーガット 症候群やアレルギー症状の原因にもなりますし
肝臓にも負担をかけます。
インドの伝承医学アーユルヴェーダでは
心身の不調の原因が、アーマと呼ばれる未消化物である、としています。
消化できるかどうか、はすごーく大事、ということです。
何が一番良いか、といえば
以前にもこちらの記事で書いた、噛むことが一番ですが
その他の消化のお助け食材。
①酸っぱいもの
レモン、すだち、梅干し、酢など
酸っぱいものは酸ですから、胃酸の補助になるし、唾液もたくさんです。
酢の物とか、いいですよね。
食事の時はコップ一杯ほどのレモン水と一緒に、というのも良いです。
分子栄養学的には、唐揚げにレモンはあり。
②苦いもの
パセリ、ゴーヤ、パクチーとか。
苦味のあるものも唾液をしっかりだしてくれたりと、消化の助けになります。
③辛いもの
生姜や胡椒、山椒などのスパイスを使うことも消化を促します。
インド料理屋さんで食事の最後にフェンネルが出てきたりしますよね?
あれです、あれ。ああいう感じでめっちゃ辛いものを食べるってことではないです。
ジンジャーティーやチャイなんかもOK。
④食べ物の酵素
食材そのものが持つ酵素が消化を助けてくれますから
食事の際はまず生野菜を最初に食べる、というのもありです。
特に効果的なのは、大根おろし。
焼き魚に大根おろしは最強な組み合わせ。
かぼすとかつけちゃえばなおさらです。
おろす、といえば玉ねぎを下ろしたものはお肉の下処理につかうと柔らかくなります。
大根も玉ねぎもおろすことで細胞が壊され酵素がでてきます。
なので、お野菜の酵素の力を借りたい時は
生野菜もしっかりと噛んでその細胞壁をしっかり壊すことが重要です。
やはり噛むこと、ね。
⑤サプリメント
消化酵素のサプリメントはたくさんありますから
自分に合うものが見つけておくといざという時助けになります。
胃の粘膜を修復して、胃酸の分泌能力を高めるには相当時間がかかりますし
生まれながらの体質も関係します。
食事の内容によってはサプリメントを使うというのも方法です。
医薬品にも多くの消化薬がありますが
注意したいのは、胃酸抑制剤の入っていないものであること。
胃酸の助けをしたいのに、それを抑制するものが入っているのが日本の胃腸薬。
もしかかりつけのお医者さんがいたら
相談して消化酵素を出していただくのもいいかと。
⑥ストレスをなくす
これがマストです。
①〜⑤全てやること以上に、ここがクリアできた時の方が変化は大きいと思います。
胃もたれや胃痛がよくあるとか
朝起きてお腹が空かないとか
うんちが黒っぽい、硬い、コロコロしてるとか
食事をいろいろ気を遣ってるのに効果が出ないとか
そんな方は消化状態を確認する必要あり。
こういうのは劇的に効いた!!って変化があるものではないんです。
サプリメントなんかは
やめてみるとあれ。。。?って気づく人が多いくらい。
自分に合う方法でながーく続けて習慣化できるのが一番です。
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