胃腸の弱い人こそ出汁パックのアミノ酸を活用しよう

たんぱく質を増やそうとして問題になるのは

消化できるかどうか、というところ。

 

たんぱく質の消化には胃酸の分泌が必要です。

でも、十分に胃酸が分泌できている人の方が少ないのが現状。

 

血液検査では、間接的ですが胃酸の分泌の程度をみるのに

ペプシノーゲンの数値をみます。

ペプシノーゲンが少ないということは胃酸の分泌が少ない

萎縮性胃炎があるかもと考えます。

せめて50くらいはほしいなーってところですが

そういう人は少数派。

日本人は胃酸の分泌は苦手な人が多いです。

 

消化力が弱いのにやみくもに食べる量を増やしても

未消化物の影響が心配なので消化を助ける工夫は必要。

(詳しくは、過去記事の消化を助ける方法を参考に)

 

そしてよくオススメするのは、お出汁を飲みましょうということ。

ベストはボーンブロスです。

(過去記事のお手軽ボーンブロスを参考に)

 

お出汁やボーンブロスには

タンパク質を分解した状態のアミノ酸が含まれていますので

消化力が弱い方にも吸収しやすい。

 

かつおやいりこ、お好みのものでとったお出汁でいいし

だしパックならばお手軽。

 

だしパックとお湯を水筒に入れてちょこちょこ飲む。

お出汁でエネルギーチャージ。

 

タンパク質不足があって

血糖値の乱高下のある方は

タンパク質を補給して、糖質やカフェインに依存せず

エネルギーを補給して、血糖値を維持することが大事。

 

あと出汁パックは袋を破いて

・スープにそのままいれる

・ご飯や茹でた野菜にかける

・肉や魚の団子とか卵焼きに、味付けとして入れる

とかもよくやります。

 

細かくなってるので消化もしやすい。

でも出汁パックの種類によっては、硬くてそのままでは食べにくい

というのもありますのでご注意を。

 

出汁パックを選ぶときもちゃんと成分も見ておきたい。

たん白加水分解物や酵母エキスなど入っているものが多いです。

これらは食品扱いの添加物なので入っていても無添加表示ができます。

 

味付けされているので美味しくは感じるのですけど

私はちょっと苦手です。出来すぎている感じがして、味が。

 

普通に食材を使った味って

毎回変化があったり雑味があったりいい意味で一定してない。

それが作られた味だからいつも同じで、隙がない感じで。

こういうもの食べてたら、食材そのままの味は物足りなくなるだろーな、と。

 

味付けしている分、入っている出汁そのものも減りそうなので

なるべくシンプルな材料で作っているものを選んでいます。

 

例えば、中性脂肪が低い人。

空腹時でも100くらいあると、余裕のあるいい感じのからだです。

低いということは、食べる量も栄養の質的にも足りてなくて

ガス欠状態で日々乗り越えていかないといけないので

血糖値も不安定、甘いものやカフェインに頼りがち。

 

3度の食事だけでは足りないので食事の間の補食に

お仕事しながら、ご飯をつくりながらお出汁を

と1日何回かに分けて飲むくらいじゃないと足りません。

 

ちょっと疲れているとき

忙しかったり、風邪などで十分な食事をとれないときも

お出汁だったら何とかなるんじゃないかしら?

 

どんなに栄養満点でも大変だったら続かないし

省エネで、良質なエネルギー補給を続けるのに出汁パックは便利品。

旅行先とかにも持っていけるしね。

お好みの出汁パックをいくつか揃えておくのがオススメです。

 


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