アルコールの栄養学的問題

みなさんはお酒は好きですか?

私はたくさん飲んでいた時期もありますが、今はほとんど飲みません。

出産を機に減ったのもありますし

栄養について学んで健康になっていったら自然と減ったという感じ。

アルコールを飲むことでの、栄養的な懸念事項。

 

①肝機能への負担大

 これは誰もがご存知。

 肝臓に疾患レベルの負担が出ていなくても全ての栄養、血液は肝臓にいきますので

 アルコールによって肝臓が疲れれば、炎症や栄養の起こる。

 

②腸内環境の悪化

 アルコールはカンジタ菌を増やします。

 カンジタ増殖は胃腸機能の不調や皮膚炎、頭痛、甘いものへの欲求など全身症状につながります。

 腸内環境が悪化すれば免疫力も低下しますし。

 コロナウィルスの不安が広がる今、免疫力は欲しいですから多量のアルコールは考えものです。

 

③ナイアシン不足

 ナイアシン(ビタミンB3)はアルコールを分解する際に必要な栄養素。 

 ナイアシンはたんぱく質、脂質、糖質の代謝に必要だし、エネルギー生産にも必要。

 

④亜鉛不足

 アルコールの分解に必要な亜鉛は細胞分裂に使われます。

 亜鉛不足は銅過剰につながりメンタル的にもしんどくなりやすい。

 亜鉛は抗酸化作用、免疫など様々なはたらきがあります。 

 

⑤ビタミンB1不足

 アルコールをたくさん飲むと処理するために酵素を使います。

 この酵素(MEOS)にはビタミンB1が必要。

 ビタミンB1は糖質代謝に必要ですから、アルコールの過剰摂取には糖質代謝の低下がつきもの。

 

 糖質が多いアルコールもあるし低血糖や高血糖が起こりやすいのも当然。

 ビタミンB1不足についてはこちらも参考に。

ビタミンB1不足

 

アルコールが分解するために必要なビタミンB群や亜鉛が足りなければ

アセトルデヒドによって二日酔いになります。

アルコールの分解を助ける栄養としては、ビタミンCがあげられますね。

ビタミンCをたくさん含むものをおつまみにするのは二日酔い対策にいい。

 

とはいえ

たくさんのアルコールを飲んでビタミンB群の消費が増えれば

栄養の代謝、エネルギー生成に直結します。

 

ミトコンドリアでエネルギーを作れるようにとサプリをせっせと飲んでも

アルコールを飲んでいたらもったいないかも?

 

でもアルコールを飲む場の楽しさもよーくわかります。

ストレスをあまり溜め込んでも意味もありませんし。

楽しむ、おいしさを味わう分にはいいのではないでしょうか。

 

でもアルコールを飲まないとストレス解消できない

アルコールを飲まないとやってられない

というような状況は??です。

サプリ云々の前にその生き方、依存体質を何とかしないとどうにもならんと思います。

 

私も以前はもったいないお酒の飲み方をしてたなーと今だから感じますが。

どうせ飲むなら味わって楽しく美味しく飲みたい。

人生をより楽しむためのアルコール、みたいなお付き合いをしていきたいと思います。

 


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