ビタミンB1不足

ビタミンが欠乏すれば病気になります。

 

ビタミンC欠乏は、壊血病。

ビタミンB1欠乏は、脚気。

ビタミンD欠乏は、くる病。

 

などのように、昔は理由がわからない難病だったものの原因が

実ばビタミンが足りないことだったわけです。

 

現代はその知識もあるから

病気にならないビタミン量を摂ることを推奨しているし

何より食が豊かだから栄養もとれる。

 

病気になるほどのビタミン不足になることはない、というのは本当かな?

病気にまでならなくても、プチ欠乏状態ってのは案外多いのではないかと思う。

 

例えば、ビタミンB1。脚気の原因ともなるビタミン。

そもそも脚気の症状は

・全身の倦怠感

・下半身のだるさ

・食欲不振

・足のむくみやしびれ

などが起こる病気。

 

江戸わずらい、なんて言われますね。

主食が玄米から白米へと以降した江戸期に流行ったらからそう呼ばれたらしい。

 

ビタミンB1は糖質の代謝の際に使われます。

つまり、糖質をたくさん食べたらビタミンB1の消費も多いということ。

糖質過多は江戸時代だけでなく、現代もありますよね。

 

ろくにおかずらしいおかずも食べず

ご飯やパン、麺類、ファストフードばかりの生活をしていたら

ビタミンB1の需要と供給は崩れても不思議はないです。

 

もしかしたら

いつも感じているその足のだるさやむくみは

プチ脚気かもしれない、なんて可能性は考えられるわけです。

 

現代の医療ではビタミンが不足している状態では治療してくれませんし

根本的なビタミンB1不足に気付かず

あれやこれやといろんな療法をしても

一時的には楽になってもまた元に戻ってしまう。

 

私は鍼灸マッサージ師で治療をする側の身ですが

どんな治療法、療法もそれだけで全て解決ってことはないんでないかな、と思います。

 

以前、遺伝子治療を研究されている先生が

どんなに優れた遺伝子治療であっても、栄養があって初めて最大限の効果がでる

とおっしゃっていたのを覚えています。

 

食事、栄養状態は何より基本ってことかなと。

ビタミンB1が方法といえば

枝豆。

アルコールによってもビタミンB1消費が増えるから

ビールと枝豆はなるほどって感じです。

あとうなぎなどのお魚やレバー。

主食を白米じゃなくて分つき米や雑穀米にするとか。

 

ちょっと食事に気をつけてみたら

病院に行くほどではないけれども、日常的にあった症状が軽くなったってことは多いです。

 

その陰には、プチビタミン欠乏症もあるんじゃないかなーって思っています。

プチビタミンC欠乏症、についても以前書いてますのでご参考までに。

青あざができやすいのはビタミンC不足?

 


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