ビタミンは加熱しても壊れない

ビタミンCは熱に弱いから、加熱時間は短く

生で食べた方が良い

と言われていますよね。

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こちらの本には、そうではないと。

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著書の前田浩先生は、野菜スープの本など書かれております。

こちらはちょっと専門的な内容のもの。

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私たちの細胞を包んでいるのは細胞膜というリン脂質という油

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植物は膜ではなく、壁。細胞壁と呼びます。

これはセルロースという糖でできています。

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人間はこのセルロースを分解する酵素を持っていない、と。

しかも、この細胞壁はとても硬く

噛む程度では早々壊れないようなのですね。

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なので、そのまま食べても細胞内にある栄養を吸収できることができないから

加熱して細胞壁を壊し、細胞外に出す必要がある。

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食材そのものより、その中身が溶け出した「スープ」にこそ栄養がある

ということ。

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食材に含まれる栄養が加熱時間によってどれほどの栄養がスープに出てくるか

というグラフまであります。

率直に、よくここまで。。。とびっくり。

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食材としての、複合的な栄養構造と

アスコルビン酸などあくまで試験管内の単体での栄養構造と

同じに考えなくても良いよ、ということのようです。

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なるほどー、と一理あるのではないかと。

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フィトケミカル という言葉も最近よく聞きます

植物そのものにある、化学成分に抗酸化作用のあるものがたくさんあります。

抗酸化、という点では煮汁にこそ効果がある、ということです。

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これ、助かりません?

野菜を食べてくれない子供でも

味噌汁の汁だけなら

スープだけなら飲んでくれたりしますから。

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親としては、ちょっと気が楽になりますね。

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とはいえ

野菜には消化を助ける酵素が含まれていますし

生野菜も食べていきたいですし

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夏は生野菜が美味しいし

体の余分な熱や水を排出するはたらきもあるので

お漬物とか酢の物で添えるだけでも違いますね。

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夏は紫外線で活性酸素も増えやすい季節でもありますし

冷たいものの飲食で冷えることも多いですし

夏はスープで乗り切る!というのも良いのかも。

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そのスープがお出汁だっぷりだったり

ボーンブロスだったら

アミノ酸、ミネラル補給もできて、夏バテ対策にも完璧です。

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