アミノ酸で睡眠の質をあげる

暑さで夏バテ気味、なんて方も多いかと。

みなさん、睡眠は十分にとれていますか?

 

熱中症対策だけでなく

体力の温存のためにも、夜間は適度な冷房で睡眠を確保したいところ。

 

でも、日中の過ごし方

特に食事などの影響によって、夜間の血糖値が不安定になりがちです。

 

ストレスや疲労による副腎疲労や

糖質多めの食事は血糖値のコントロールが下手になります。

寝ている間は食事をとれませんので血糖値が下がるんですね。

 

元気な肝臓や筋肉をお持ちの方ならその間も血糖値を維持できますが

すでにへばった体なら寝ている間にできるわけもありません。

 

 

夜寝る前に、低血糖対策しておくのは睡眠の質を上げますし

副腎疲労対策にもなります。

重要なのは、アミノ酸と糖質を適度に補給しておくこと。

 

寝る前にBCAAやEAAといった、アミノ酸を使うのも1つの方法です。

簡単ですし。

 

 

でも中には、アミノ酸をとると眠れなくなる、なんて方もいます。

これには、セロトニンが関係します。

 

セロトニンは幸福物質と呼ばれているのは

精神的な安定や安心感を感じさせてくれるから。

 

安眠もセロトニンの1つのはたらきでもあります。

ですから、セロトニンがはたらきやすい栄養状態をつくるのが栄養療法。

 

長時間のデスクワークなど

脳ばかり使う作業では脳内のセロトニンが増えると言われています。

 

いわゆる脳疲労はセロトニンと関係している、ということなのですが

使いすぎたからブレーキをかける、というようなはたらきなのかもしれません。

 

 

このセロトニンとアミノ酸

脳へと運ばれるのに、同じ乗り物を使っています。

 

例えば、その乗り物が電車ならば

アミノ酸の摂取量を増やして電車の乗客がアミノ酸ばっかりになったら

セロトニンは運べません。

 

脳への取り込みという点ではアミノ酸とセロトニンは拮抗関係。

 

人によっては、寝る前のアミノ酸をとると覚醒して寝付けない

ということもあるはず。

 

 

私も以前は寝る前にアミノ酸を飲んていましたが

特に眠れない、という感じはありませんでした。

ここは個人差がありますね。

 

でも体感的にも出汁やボーンブロスの方が圧倒的に効果を感じます。

アミノ酸単体ではなく、糖質やミネラルなど他の栄養素と複合してとれますから。

 

 

食品から取るのがベスト。

でも忙しかったり疲れている時はサプリメントも使いようです。

無理して手作りを続けるよりマシです。

 

 

アミノ酸は最近では身近に、手軽に手に入るようになりましたけど

不眠だけでなく、血糖値の上昇など

人によっては副作用的なものもありますので

気になる方はかかりつけ医や栄養療法の専門家に聞いてみてくださいね。

 

 


LINE 公式 でもからだや栄養にまつわるお話やセミナー情報などお伝えしています。


<募集中>

8/27 オンライン ヨガ&シンギングボウル

9/26.10/3 チャクラを知るチャクラのはなし