続) ー家に一冊あってもいいかもな本
以前投稿した記事の続きではないけれど
やはり一家に一冊あったらいいよね、という本。
自然療法ではこれ、という有名な本ですから既にお持ちの方も多いかと。
東城百合子先生は今年残念ながら亡くなられましたが
晩年まで精力的に登壇されていたと聞きます。
日々の食や生活の中で養う
からだとこころの健康の知恵を余すことなく伝えてくれていた先生ですね。
こんな時はどんなものを食べて、どうしたらいいの?
という疑問の答えがこの一冊に詰まっております。
お灸もたくさん出てきますよ!
お灸推しがまだまだ続くわたくしです。
胃が痛い時はこういう原因があるから
この時はこうしましょう
こんな時はこうしましょう
と、丁寧に書かれています。
何より、この本から愛を感じるのは
本当に生活していく中でよく起こる様々な症状について
丁寧に、家庭のお手当が書かれていること。
喉が痛いとき
喉が腫れたとき
喉がかれたとき
すべての対応が書かれていたり。
子供の病気というだけでも、10種類以上に分けてあったり
子供の病気をどう判断するか、とか
病気じゃなくて子供の怪我、ということについても書いてある。
私たちの生活に寄り添った本なのです。
すばらしいなあ、と思う。
何もね、すべてこの通りにしなくていいと思うのですよ。
今では手に入りにくいものがあったり
自分の普段の生活スタイルではあまり使わないものがあったり
やろうとするとむしろ大変で続かないって時もあるはずだから。
例えばこどもが風邪ひいたという時も
心配だから病院でもらったお薬を飲ませてはいいても
お家でできるお手当があったらもっといいじゃない?
治るまでの期間のちょっとした食養生とかで
楽に過ごせるに越したことはないですしね。
あ、こんな時に他にもできることないかな?
と、まるで辞書のように読んでいます。
私は科学的なことをより学んだことで
こういう自然療法や東洋医学などの伝統医療の正確性をより感じるようになりました。
分子栄養学や
とくに量子力学やひも理論とか
宇宙のことを学んでみたのが大きいです。
最新のことを学んでみたら
昔からの療法や医学、哲学的な教えが理にかなっている
のがよくわかる。
この便利な世の中の当たり前に対して
どうなのかしら?忘れてない?
と色々問いかけてくれる本でもあります。
一家に一冊、おすすめな本です。