細胞のエネルギー代謝もオーガズムも呼吸が鍵

呼吸は「すべての鍵」だなあ、といろいろ思います。

 

例えば

姿勢とかからだの柔軟性、痛みの改善

すべて呼吸あってのこと。

 

ヨガのポーズを呼吸とともに行うのは必然ですね。

 

 

呼吸が浅ければ血中の酸素量が増える代わりに、細胞は酸欠になります。

(このあたりはこちらの過去記事を参考に→深呼吸はからだに悪い?)

 

細胞内の酸素が少なければ

栄養からエネルギーを生産できません。

 

同じく、呼吸が浅ければ脳内への酸素供給量も減ります。

 

 

何より、酸欠ですからからだにとっては非常事態。

 

脳からの電気信号のレベルで緊張状態なわけですから

リラックスできるわけがない、という状態。

 

 

いろんなトレーニングをしていても

メンタル的なアプローチをしていても

瞑想やヨガをしていても

何はなくとも「呼吸」なのです。

 

 

地球上で酸素を使って生きる生命を担っている以上、必須条件。

 

最低限必要ってことができていないのに

それ以上の技術が必要な運動や

メンタル的な安定が崩れて当然といえば当然です。

 

 

 

チャクラやクンダリーニといった

体内でのエネルギーの上昇のきっかけになるのも呼吸。

 

タントリック的なオーガズムも呼吸から起こります。

呼吸によって流れを作り、「音」を使って引き上げる、みたいなイメージ。

 

ここでいうオーガズムというのは単なる性的な感覚だけではなく

 

悟りの世界

スピリットとつながる

大いなる宇宙とつながる

いろんな表現があるけれども

そんなスピリチュアリティな面が含まれます。

 

すべてと「調和」するような

絶対的な安心感と広い視野がある感じ。

 

 

 

いやはや、何はなくとも呼吸だな、と実感しております。

 

呼吸は横隔膜の動きがメイン。

この横隔膜がどれほど自由に下がり、そして上がれるか。

 

筋肉ですから伸び縮みします。

 

呼吸というとお腹の動き、腹筋をイメージする方も多いですが

胸郭、肋骨や背骨の動きが重要です。

 

肋骨のあたりを伸ばす、というのはヨガでもよくありますが

時には制限することも必要。

 

制限の中で、横隔膜を動かすことが

結果的に横隔膜の動きをフリーにしてくれます。

 

背骨の動きも

体幹トレーニングといわれるように安定することももちろんですが

何より自由に動けること。

 

どれだけ力を使わずに背骨を動かせるか。

 

 

肉体的なアプローチはやった分だけ体幹できるから面白いのです。

 

フィジカルだけではないのだけれども

フィジカルを蔑ろにして良いわけでもない。

 

フィジカルとスピリチュアル

陰と陽

顕在と潜在

みたいな関係ですね。

 

最近はオンラインで生徒側になれる機会も多いので

新たな発見も多々あり

肉体もまだまだ奥深いなー、と楽しんでおります。

 

 

<募集中のクラス>

12/12(土),12/16(水)  対面クラス シンギングボウル&ヨガ