聴く練習
シンギングボウルの音は同じようで同じでなく。
手作りで在るがゆえにその振動の幅は長さが一定でないし
聴き手の振動の幅や長さによっても
共鳴の仕方が変わってくるから
つまり、音の感じ方が変わる。
毎日鳴らして自分の生み出す音を聴くことを
シンギングボウル講座にきてくださる方にはお願いしております。
そうすると
同じシンギングボウルを通して他の方の音を聴いた時に
音の感じ方の違いを発見する。
聴く練習、みたいなもので
耳の聴覚だけでないところで聴く
みたいな感じ。
言葉にするとなんやわからないけど
やってみればみなさんできます。
シンギングボウルはあくまで道具なので。
そこに依存しすぎないのが良い、と思う。
好きこそ物の上手なれ
だけれども
好きと依存はちょっと違うかと。
シンギングボウルの音に包まれている時の
あの安らかで穏やかな感じが
シンギングボウルの音がないときも続いていられるようになるのがいい。
チベットやインドでこの形が生まれた歴史の中では
どんな感じだったのでしょうね。