百草丸 と 百草板

 

分子栄養学をやってる人に人気の百草丸

ドラッグストアでもどのもでも手に入る、昔からある様々な胃腸症状に合わせた和漢ですね。

 

なぜ人気かというと、百草丸の中に含まれるベルベリンは

・抗菌作用

・抗炎症作用

すぐれているという点。

腸粘膜の炎症によるリーキーガット症候群にも、カンジタの増殖を抑えることにつながる。

(カンジタ?リーキーガット?って方は、4月17日の食べるおけいこ Okudosanへ)

ピロリ菌にも効果があるとか。

百草丸には

ベルベリンを含む黄柏(オウバク)の他に

厚朴(コウボク)

白朮(ビャクジュツ)

の漢方の生薬に

ゲンノショウコ

センブリ

の和漢生薬で健胃作用、整腸作用の組み合わせ。

海外の「リローラ」というサプリメントは、ストレスによる過食に効果的、副腎疲労にもいいと言われていて、このなかに黄柏、厚朴というのも入っているらしい。

 

百草丸と百草板との違い

 

比べてこちらの百草。

形が板状なので、とりあえず百草板という仮名。

この2つを舐め比べると

苦いは苦いけど、板の方がすっごい苦いなと思ったら

百草板の成分は黄柏のみ。

効能も胃というよりお腹。

なるほど、この強烈な苦味は確かに強力な殺菌にもなりそう。

 

漢方薬としての違い

 

で、最近中医師の先生から中薬学を学び直し

せっかくだから漢方薬としても考えてみる。

 

百草丸にも百草板にも入っている黄柏。

中薬的にみると清熱薬にはいる。

 

苦・寒   清熱燥湿、瀉火解毒、清虚熱

 

体内の熱や湿をとる。

湿というのは中医学の考える外気のひとつ。お腹に湿が入ると

食欲が落ちたり胃が重かったり

下痢をしたり

体が浮腫んだりと

湿気の多い梅雨の体のイメージ。

 

特に下焦といって腎臓や膀胱、大腸など体の下の方に作用してくる。

膀胱炎や腸炎なんかの、下部内臓器の炎症みたいなものとか

のぼせや寝汗、手足が火照る、寝つきが悪いとか夢をたくさん見るとか

体を冷やす作用そのものが弱まることで起こった熱をとってくれる。

 

このあたり、ベルベリンの作用と重なる。

でも苦寒の性質、要するに冷やす作用は強い。

長らく体調壊してたり体力がかなり落ちているときは控えめがいいのかも。

 

その点、百草丸は

厚朴と白朮が入ることで

食欲不振や胃もたれ、下痢は腹部膨満なんかにもいいし

体内の水分の調節をしてくれる。

何より黄柏の強い「寒」を、厚朴と白朮の「辛」「温」が緩和してるっぽい。

すげー。

 

ゲンノショウコには、整腸作用

センブリには、健胃作用

 

百草丸は殺菌や抗炎症はもとより

消化器系全般に、なおかつ万人向けって感じ。

心身の余計な熱をとって気の流れの調整。

ストレスからくる副腎疲労のサポートにも納得。

 

 

丸と板を使い分け例

 

百草板は携帯に便利と単純に思っていたけど、微妙な使い分けも良さげ。

例えば胃炎だったり

ちょっと食べ過ぎが続いてるとか

胃が痛いときとか

カンジタが好きそうなものをたくさん食べちゃった時とか。

なんか悪いものにあたった下痢とか。

 

私は基本「寒」にやられやすい。風邪のときは決まって寒いし汗はでない。

普段は百草丸。

いつもあまり食べないものをたくさん食べたり、食事のタイミングがずれる出張の時なんかは百草板はいいかも。

 

百草丸も百草板もとにかく苦い。舐めると唾液が出る。

消化の助けにはなりそう。

そして苦味は五臓六腑の「心」にはいる。

ストレスを感じているとき

不眠や眠りが浅いとき

不安が焦りが強いときとか

甘いものやコーヒーで気を落ち着かれるくらいならこっちのほうがいいよ。

 

 

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・4月17日 たべるおけいこ Okudosan  次回のテーマは「カンジタ」

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