一番苦手なことをする
私が栄養の勉強とかお話をしているのは
私自身が食への興味が薄いから。
いつも丁寧に食事をしていたり
作ることを楽しんでいる人をみると
いいなあ、ああなりたいなあと思うけど、私はそうはなれない。
食べ歩きが趣味とか
何かを食べるために出かけてお店に行ったり並ぶとか
そういう願望はないし
自分があまりいい状態でない時は
食べることすら面倒。だからお腹が満たされればいいから適当になる。
だから、食のことをやる、というのは
自分にとって一番苦手なことをやる、ということ。
学んでみたら面白くて夢中になったけども
知識を増やすことと実践するというのはまだ別のことで。
分子栄養学では個体差をみる、というのが基本。
でもつい自分の食も何かの型にはめてそれに合わせようとしてしまう。
それは単に日々こなす仕事を増やしたも同じで
自分の体がどうなっているのかみてもないし、感じてもいない。
自分にはどんな栄養、食事が必要なのかという知識を得て
自分の生活、人生の中でどんな風に工夫ができるのか
というのをみつけていくことは
ちょっと大げさだけど、生き方を変えるようなもんだな、と思う。
食べることって毎日当たり前にやっていることだから
思い込みや自分の常識みたいのが強くでてくる。
例えば
これを食べたら太るとか
これは体に良いとか悪いとか
この食べ物を食べたらこれに効くとか
そういうことも私から見れば思い込みってことが多い。
どこかで知ったことなんだろうけども
自分のからだにとってそれが本当にそうなのかなんて大抵知らない。
そもそも太ったというその原因がどこにあるのか？
からだの不調の原因が何なのか？
を知らずに、体に良いも悪いもない。
食事は毎日作らなきゃいけない
そうすることがいい親だからそうしなきゃけない
みたいな、社会的な思い込み。
子供からしたら
ご飯をつくってくれるのがいい親の条件のわけはない。
そんな思い込み、自分の常識の外に出てみなきゃならないことが
え、それでいいの？とびっくりしてしまうことが
食と向き合ってみるとたくさんある。
時には自分の中の根深いものと、向き合うのがしんどいものもある。
まさに第１チャクラにことで。
親からもらった習慣とか、その環境で生き抜くために身につけた習性。
でもそういう、今まで気づかなかったけど
縛られている自分がいるって知るだけでも、かなり違うしね。
好きなことだけやる、自分で自分を満たす
みたいなことを言うし
自分の欲を満たす＝第２チャクラはもちろん大事なんだけど
それは最初のステップにであってその先がある
ということを忘れていたら、単なる自己満足で終わる。
自分が満たされるから、パートナーや子供、家族も友人や仲間、社会も満たされる
という未来への循環へ＝第４チャクラへと取り掛かるタイミングは誰でもあると思う。
自己満足からその循環へ入るから、自分もさらに満たされる。
その中で、そんな小さな思い込みをはずすようなことはたくさんあって
第１チャクラから何かを変えていこうってときは誰かの助けもあるといい。
栄養ならその専門の人に
体ならその専門の人にみてもらうように。
今でも、食べることというのは私のバロメーター的な面もあって。
ここが乱れてきたり、面倒臭いとなってきた時は、
なんで私は今この状態になっているんだろう？と考える。
そんな状態にならないような生活をして、
食事も楽しめている時の自分は
フィジカル的にもスピリチュアル的にもとても良い。
そういう生き方をしちゃえばいいだな
ということを、食や栄養を通して教えてくれる。
フィジカルからでもスピリチュアルからでもどっちからでもいいから
病気にならず体調も良く
気持ちもご機嫌に過ごせるんなら
みんなもそうしたらいいんじゃない？と思うから伝えたいなと思う。
食事ってのは、目に見えるし取り掛かりやすいことでもあるから。
ほんと、私にとって食、栄養というのはネックだわ
と、友人たちの話を聞きながらふとそんなことを思ったある日休日でした。
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