栄養療法による効果はどの位で現れるか?

栄養療法によって何かしらの症状を改善しようとしたり

根本的な原因や

美容やパフォーマンスのアップなど

自分の望む状態になるまでにどのくらいかかるんでしょう?

 

分子栄養学では血液検査や毛髪検査などの数値を参考にしていきますので

自分自身の感覚、体感と

実際の数値には差があるのは珍しくもないし当然なのですね。

必ずしも目標値にはなくともその人本人が快適に過ごせるならばそれで良し。

 

栄養素そのものの代謝から考えて、変化の感じるスピードは

・短期(数時間〜数日)     糖質

・中期(3〜4ヶ月程度)    たんぱく質

・長期(数ヶ月〜数年・生涯)  脂質

みたいに言われます。

 

血糖値のコントロール機能は人によって様々ですので一概には言えませんけど

早い人はその日から体感できるはずです。

いつもはご飯の後は眠くてだるいけど食べ方を変えるだけで快適だった、とか。

 

たんぱく質は皮膚や筋肉、内臓器、血液といった体の材料にもなるし

消化や代謝などにはたらく酵素の材料にもなる。

その細胞やその分子構造に変化が反映するには少し時間がかかります。

単純に、皮膚のターンオーバーでさえ約1ヶ月かかるわけですし。

 

そして脂質。これが一番長い。

脂質の消化吸収だけでなく、そこからホルモンとして代謝されるサイクルも長い。

体内の脂肪組織、白色脂肪細胞の寿命は10年ほどらしい。

 

近年では脂肪細胞は最大の内分泌器官ということがわかっています。

大きくなり過ぎた脂肪細胞、いわゆる悪い脂肪細胞は慢性炎症状態。

この細胞がまた全身へとホルモンを放出して全身が慢性炎症状態になる。

 

つまり何かしらの慢性炎症が起因となる症状があるならば

悪い脂肪細胞から良い脂肪細胞へとしていく必要がある。

短期間ではこうはいきませんね。

 

糖質・タンパク質のバランスを図りながら

まず腸内環境は副腎疲労など、からだのベースを整えつつ

脂質に関しては長期的に、一生かけて取り組む必要がある。

そこには運動や生活習慣含めて取り組む。。。もう全てですね。

症状が強い時は、集中的に食事制限が必要な時もあります。

でも肝は日々の生活の中で続けて習慣化していくこと。

 

ロンドンの大学が発表した説によりますと

習慣化するまでは平均66日、だそうです。約2ヶ月ですね。

栄養療法でまず最初にとりかかる腸内環境を改善するための最短の期間も2ヶ月。

 

その後の人生を左右するかもしれない2ヶ月間って感じですね。

焦らず気張り過ぎず続けられる道を探すのが成功の鍵ですよ。

 


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