鉄不足は酸欠状態

栄養療法を学ぶと必ず出てくる鉄不足という状態。

 

体内にあるミネラルのひとつである鉄が不足すると様々な症状が現れます。

 疲れやすい 

 風邪をひきやすい

 むくみ 

 便秘や下痢

 動悸・息切れ

 頭痛 

 冷え

 月経不順や月経痛

 髪が抜ける

 アザができやすい

 肌荒れ

 喉の奥の不快感

 肩こりや首のこり、腰痛

 

精神的にも

 神経質、神経過敏状態

 集中力の低下

 イライラしやすい

ということも起こりやすい。

 

とにかく、身体・精神へとその影響は多大です。

 

鉄のはたらきは様々なのですが、特に

ミトコンドリア内でのエネルギー生産には、鉄が必須。

そしてその際は酸素も必要なのですが

その酸素を運ぶヘモグロビンは鉄とたんぱく質でできています。

 

この地球上の生物に共通しているのは、酸素が必要ということ。

この酸素が不十分になる要因に鉄も絡んできます。

 

どんなにヨガや呼吸法でゆったりと呼吸したくても

酸素が足りなければ体は酸素を取り込もうと呼吸を増やそうとしますから

のんびりとした呼吸を保つのは難しいかもしれませんね。

 

この鉄というのは、人間だけでなく他の生物にとっても重要でありまして。

これは私たちの体で強制している細菌にも言えることです。

 

ですから、安易に鉄をサプリメントで補うと

あまり増えて欲しくない細菌にも栄養を与えてしまうことになる

というのが、栄養療法で鉄サプリメントに慎重な理由の1つ。

 

多いのは、腸内環境が悪化してしまうこと。

鉄によって悪性の腸内細菌が増加してしまうことがあるので

腸内環境の改善がまず第1です。

 

鉄が豊富な食材といえば、レバー。

赤身の肉や魚、緑色のお野菜など。

簡単に食べられるオートミールもおすすめ。

通常の血液検査ではスルーされてしまう、隠れ貧血の方が多いのが現実。

酸欠でちょっと苦しいはずなのにそれがずっと続いているから慣れちゃっているようなもの。

一度自分の鉄の過不足をチェックしてみるのもおすすめ。

 


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