食欲のない時の漢方薬「六君子湯」
蒸し暑い今の時期
なんとなく食欲がなくて胃がすっきりしない
というような時によく使う漢方薬
六君子湯(りっくんしとう)です。
お腹に水が溜まっている感じで胃もたれして食欲がないなって時。
暑さでつい水分を摂り過ぎてしまった時など。
胃腸の動きを助ける
・ニンジン
・ソウジュツ(ビャクジュツ)
・ブクリョウ
・カンゾウ
に加えて、水分の停滞を改善してくれる
・ハンゲ
・チンピ
が入っています。
そこに、体を温め元気を補う
・タイソウ
・ショウキョウ
をプラスして冷えの改善も。
暑いと水分摂取が増えますし
つい冷たいものを飲み食いしたりで
胃腸の機能が弱りがちです。
胃腸の動きを助けてくれる
+
余分な水分を排出してくれる
というのが、六君子湯。
ソウジュツ(ビャクジュツ)
ブクリョウ
という、水の排泄を促してくれるこの2つ。
副腎疲労の方にとっては定番の「五苓散(ごれいさん)」
にも含まれています。
五苓散の汎用性
梅雨から夏にかけては
「湿」が体内に停滞しやすい、と考える東洋医学。
じめっと湿った気が体内に溜まるので
・胃がもたれたり
・食欲が落ちたり
・むくんだり
・下痢しやすかったり
そんな症状がでやすい。
それが長期化すれば、栄養状態も落ち
副腎疲労&夏バテコース。
暑さはこれからが本番。
元気な胃腸で美味しく食べて栄養とってたくさん遊びたい
なんて方の、お助けに。
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