痛みとヨガ

腰や膝など、痛みを改善するためにヨガをする、または

ちょっと痛いけど動けるからヨガをする

という時もあると思います。

 

 

その痛みの原因にもよるのですが

 

大抵は、骨・靭帯・腱への負担を減らす動きの中で

筋肉の緊張を緩めるような動き

を取り入れたり

 

おそらくヨガの中では

「緩める」ということ意識して行うことが多いのではないかな

と思います。

 

痛みのある部位の負担を減らすための

筋力を高める、みたいな動きもある。

 

 

 

ここに、脳から脊髄へとつながる神経の経路があります。

 

ややこしいですねー笑

ざっくりと、脳と体の情報伝達の経路、と思ってくれれば良いかと。

 

 

一般的にも知られていることですが例えば

 

右脳の運動皮質→左半身の運動

 

というように、脳の反対側の動きのコントロールをしています。

 

 

でもその中の橋延髄網様体(きょうえんずいもうようたい)は

 

同側の痛みの制御、をしています。

 

 

例えば、左の膝が痛いならば

 

左の橋延髄網様体に刺激をいれることで、痛みが抑制される

ということ。

 

 

では左の橋延髄網様体に刺激をいれるためにはどうしたらよいのか?

 

それは体の右側の運動をすること

となるのです。

 

 

脳とからだの神経経路から考える痛みの改善のためには

 

からだの左側に痛みがあるならば、右側を動かす運動をする

 

ことで、痛みの制御になる、ということ。

 

もっと細かく言えば、ミラージョイントという

対になる関節があったりします。

 

 

 

ヨガの動きは基本左右対象です。シークエンスも必ず左右行います。

でも片側のみ行う、という必要性があるケースもあるかも。

あくまで個別の対応ですけど。

 

 

脳神経学、感覚入力の経路ということを考えてみると

ヨガの動きもまたさらに違ってくるなーと思う。

私もまだそこまで対応できておりませんけれども。

 

 

しかしながら

このような感覚運動の効果を確実に出すための前提は「呼吸」です。

 

呼吸によって姿勢が安定できているからこそ、でもあります。

呼吸は本当にすべての土台です。奥深い。

 

ちょっとややこしい、脳神経系のおなはしでした。

 

 



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