迷走神経と第5チャクラ

自律神経には、交感神経と副交感神経がありますが

ボリヴェーカル理論では、副交感神経には2つある、と考えます。

 

腹側迷走神経と背側迷走神経。

 

腹側迷走神経は、どちらかというと原始的な、動物的な副交感神経で

お腹、内臓器のはたらきをコントロールしていて

 

背側迷走神経は、喉のあたり、首から顎にかけてのコントロールをしている。

これ、魚だとエラにあたる部分。

人間も元は水の中の生き物でしたから。

 

 

エラ呼吸、生きるための行動をコントロールしていた神経が

 

・聞く

・話す

・表情をつくる

 

というようなコミュニケーションに関わる神経となった

というのは、非常に面白いおはなし。

 

 

「喉」「声」「コミュニケーション」

これは、第5チャクラのテーマでもあります。

 

自分の気持ちを音にして、他人に伝える場所。

 

この腹側迷走神経がより良くはたらくためには、安心や安全が条件のようです。

生命としての安全がなければ、コミュニケーションどころではありませんから。

 

この「安心」や「安全」というのは第1チャクラ

 

 

自分がいる場所、属す集団に安心感があるからこそ、コミュニケーションが生まれる。

そのコミュニケーション、関係性を変えたければ自分の生き方、属す集団から変えること。

 

 

生き方がまるっと変わってしまうことでもあるから、勇気もいります。

でも乗り越えて行かなければ、ずっとそこにいるしかない。

 

怖いからそこに留まっているのは自分なのに

物足りない、満たされないからといって

とりまく環境や他人に不満をいっても何も変わらない。

 

好んでそんな状況に身を置いているなって人もいますけどね。

でも、結構からだもしんどそうな人が多いです。

 

だから、私のところにも来てくれるというのも

潜在的な欲求、そこから抜け出したいことの現れとも言えます。

 

 

 

交感神経と副交感神経のバランス、と言われますが

この副交感神経の中でのバランス、も重要な現代社会。

 

どちらがよりはたらくか、は自分の意志では変えられませんので

環境や生き方そのものを観察していく必要もありますね。

 

 

どんなに食事や運動を完璧にしてもいつまでたっても満足感を得られない人は

ここに根本原因があるかもしれません。

 

栄養カウンセラーだけでなく様々な治療家やボディワーカーさんも

ここへどのように触れていくか、きっと悩ましいことでもあるでしょう。

私は、シンギングボウルを用いております。

 

 

ポリヴェーガル理論は主に精神科や心療内科などの分野で取り入れられていますが

ボディーワーカーなど、少しずついろんな分野の方も取り入れている療法でもあり

少しずつ一般向けな本も出版されてきております。

 

第4チャクラから第5チャクラへの移行期である、今の社会。

この数年でポリヴェーガル理論が知られるようになってきているのも

偶然ではないんじゃないかな?と思っています。

 

 


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