短鎖脂肪酸とミネラル

腸内細菌の役割は多々ありますが

私たちが生きていく上で必要な栄養をつくる

という重要な役割を担ってくれています。

 

腸がつくる栄養

 

短鎖脂肪酸も腸内細菌がつくるものの1つ。

青バナナからみつかったらしい。

 

 

消化に時間にかかるレジスタントスターチ、つまり炭水化物や

食物繊維を分解することでできるのが短鎖脂肪酸。

 

短鎖脂肪酸の重要な役割としては

 

腸のエネルギー源

 

大腸でつくられた短鎖脂肪酸は、大腸で吸収されて

腸粘膜の上皮細胞のエネルギー源となります。

まさに地産地消のエネルギーです。

 

 

腸内を弱酸性にする

 

短鎖脂肪酸は「酸」なので、腸内を弱酸性にします。

弱酸性の環境の方が、腸内での腐敗を防いだりと都合が良い。

 

そして「酸」ですから、ミネラルをキレートします。

つまり、ミネラルを水溶性にすることで吸収を高める。

 

マグネシウムなどのミネラル不足対策のためにサプリメントを飲んでも

吸収が難しい、という問題があります。

 

 

同じく「酸」の胃酸の分泌を高めたり

アミノ酸やアルコルビン酸の力を借りる必要があります。

 

栄養吸収の最後の最後、大腸においても

重要なミネラルを吸収する最後の砦がありました。

 

 

お腹の中に様々な菌に短鎖脂肪酸を作ってもらうためにも

日々の食物繊維といえば手軽なところは、海藻類

ミネラルも豊富ですし

 

もずくとか

 

乾燥わかめは常備しておくとか。

 

 

我が家の6歳の息子も

海藻やキノコ類は嫌がらず食べてくれるのでほぼ毎日食卓にのぼってます。

 

 


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