生きてるはちみつ

夏頃買って寝かせておいたはちみつ。

久々に蓋を開けてみたら

 

順調に発酵しております。

液体から固まってきて

瓶の8割程度だった容量もいっぱいまで増えてました。

 

 

はちみつって安いものもたくさんあるんですけど。

安価なものはブドウ糖が入っていたり

臭いや色を取り除いて加熱処理してあったりと

ちょっともったいない感じのものが多いです。

 

 

 

 

はちみつは蜂が花の蜜を集めて巣の中で加工して貯蔵したもの。

その蜂さんの処理のおかげで様々な酵素が含まれます。

 

ですから時間と共に変化して当然なのですが

品質を安定させるために多くのはちみつは加熱処理して発酵を止めてますね。

 

 

はちみつは単なる甘味というだけでなく

・風邪などの喉の痛み

・殺菌

・ビタミンミネラルも含む栄養食

というような一面はよく知られています。

 

とくにマヌカハニーなどは殺菌力が強くて有名です。

 

 

分子栄養学の中でも

・腸内環境、とくにカンジタに対する作用

・ブドウ糖と果糖を含んで、血糖値が上がりにくいけどエネルギーとして利用しやすい

ということで

治療食としても注目されています。

 

 

でもそれもこれも

蜂さんの酵素が含まれて生きているからこそ

という大前提ではなかろうか。

 

アーユルヴェーダでも

はちみつは非加熱のもの、という前提です。

 

 

 

そもそもそんなにはちみつって採れるの?と疑問。

 

昔ニュージーランドに行った時

父の友人宅は養蜂していて

初めて蜂の巣から食べた時の美味しさに感動したけども。

 

スーパーのあちこちにあの安さで売れるほどのはちみつは

蜂さんからは採れないだろう、というのは何となく予想できますよね。

 

ならば人工的な手が加わっているはず。

 

 

養蜂の方の話では

はちみつを作るために蜂さんにブドウ糖をあげるのだとか。

必要なことなのかもしれないけど

ちょっとびっくりしました。

 

蜂さんが花の蜜を集めて作られたはちみつを

非加熱で採取しただけのものを購入したら

上記のようになりました。

 

今までも非加熱のものを使っていましけど

そっちは冬は固まるだけだったから

蜂さんへの餌の違いというのもあるのかしら?

 

どの花の蜜なのか、という違うもあるかもしれない。

 

1つ確かなのは

はちみつは安価なものじゃない

ということね。

 

健康のため、と思ってはちみつを使いたいなら

あまり人の手を加えていないものが良いだろうし。

 

良いはちみつも加熱したらもったいないので

お料理などには粗糖や黒糖、みりんを使った方が良さげ。

風味を楽しむって点では良いかと思う。

 

 

息子が漢方薬を飲むときに

ちょっとはちみつ入れてあげると喜んで飲みます。

 

甘いから子供も喜ぶし

風邪かな?って時ははちみつの殺菌作用にも期待したいところ。

 

おやつ的にも

お薬的にも

大事に使いたいな、というはちみつです。