音を見つける
音は聴く人がいないと音になりません。
振動が伝わって、波となって聴き手に感知されることで初めて音になります。
振動の強弱だけでなく
振動を伝える媒体の状態によって微妙の音が変わります。
部屋の壁や床の素材や
お天気とか
音をつくる人の気持ちとか
音を感知する他人の体調とか
そんなこと。
ほんと微妙なんですけどね。
振動がパターン化した最初の音がオーム「om」と言われてます。
なのですべての始まりは音「om」と。
一番メジャーなオームは
という形ですが
こちらはチベットのオーム。
なんか最近、このシンギングボウルの音が気に入っております。
その時気になる音、気にいる音も微妙に違ってきたりします。
この子は手のひらサイズがまた良いのです。
これぞ、と確たる真の自分で感じ巡り合った音を響かせるシンギングボウルとの相性は
生涯変わらないのだけれど。
ちょっと今気になるな、という音は変わったりします。
その時の気分や体調など
肉体は変化しますものね。
いろんな音を発見して感じられるのは
この仕事冥利につきるな、と思う。