腸内環境改善のお助けサプリメントの種類
私たちの腸には、1000種類、100兆個以上の細菌が住んでいるらしい。
人によって種類も数も違えど、膨大な量であることは間違いない。
善玉、悪玉というけれども悪玉菌もいなくては困るのですよ。
最近聞いたところによりますと
前でも悪でもない日和見菌の数と種類が多いかどうかが鍵のようです。
菌の種類が多ければ多いほど
外から入ってくる菌の対応力も増しますから、健康そのものに作用します。
人間社会のように腸内も多様性があることが
諍い起こさず良いようにやっていくコツ。
腸内環境を整えるために、サプリメントを用いる人は多いと思います。
私もそうですけれども。
プロバイオティクスと呼ばれる、人体にとって有用とわかっている菌を補うことで
腸内細菌のバランスや腸粘膜の状態を改善する目的。
そんな有用な菌でサプリメントによく入っているものをあげてみます。
①乳酸菌 Lactobacili
乳酸菌の中でも必ずと言ってもいいほど入っているのが
Lアシドフィルス菌 L.acidophilus
腸だけでなく、口や生殖器などあちこちにいる菌。
悪玉菌の増殖を抑える、便秘や下痢などを起こす病原性の細菌の増殖を抑える
免疫調整、カンジタ菌の抑制など
②ビフィズス菌 Bifidobacteria
Bビフィダム B.bifidumは一般的なビフィズス菌で赤ちゃんの体内にもいる菌。
乳酸や酪酸を作ったり、ビタミンB群の合成を助ける。
ビタミンB群の15〜40%はつくっている、なんてのも言われてるから
ビフィズス菌の量は重要。(詳細はこちらにも)
腸がつくる栄養
大抵のプロバイオティクスには乳酸菌とビフィズス菌が入っています。
その種類と数が異なる、ということ。
1billionは10億だから、250億。
ヨーグルトとか乳酸菌飲料に入っているのは
大体200mlで20億くらい。
クレアラボは1000億以上と私が知っている中でも群を抜いて量が多い。
③酪酸菌 Clostridium butyricum
酪酸、酢酸などを作る。
酪酸は大腸のエネルギー源となって腸の粘膜を修復する。
白血球の制御性T細胞を増やして、過剰な免疫反応を抑える。
抗生物質にも強いので、抗生物質の服用による悪玉菌の増殖を予防に役立つ。
酪酸菌は特に腸粘膜の炎症から回復に効果的。
抗生物質が必要な時もあるので、常備してあると安心です。
酪酸菌の入っているのが、有名なビオスリー
ビオスリーは粉末タイプもあるので、量の調節がしやすいのも◎。
そしてミヤリサン。ミヤリサンについてはこちらも参考に。
個人的お気に入りのプロバイオティクス <ミヤフローラ>
④ロイテリ菌 L reuteri
ロイテリ菌は近年注目されていて、ビフィズス菌や乳酸菌を助け
ロイテリンという天然の抗生物質を産生する
胃酸や胆汁に耐えて、腸にまで届きやすい
制御系T細胞を誘導して、過剰な免疫反応を抑える
と様々な効果が言われています。
個人的には、カンジタへの作用はすごく感じますし評判も高いです。
大体、このような表記のものが多いのではないかしら?
あとは自分の腸内細菌との相性次第ってところもあるので飲んでみないをわからない
というのが正直なところ。
自分の腸内細菌の種類を調べる方法が効率良いのは確かですが。。
ちょっと検査費用が高いのが難点です。
私は検査をして自分に必要な菌がわかっているのでそれをベースにしながらも
その時の体調によって変えてみたりしています。
腸内細菌の悪玉菌の増殖が強いときは
善玉菌であっても急にたくさん入れるとお腹が張ったり不快な症状がでますので
少量ずつ試してみるのが安心ですよ。
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