手抜き料理ほど栄養価は高くなる
料理が好きではない私が栄養について相談を受けたりしちゃってるわけですが。
栄養のことを考えても
料理の手間は少ない方が良いのですよ。
手抜きの言い訳として胸張って良いわけです。
ホールフードと呼ばれますけども、素材そのままが良いというのもあります。
例えば、小麦粉もなるべく精製度は低い方が
外皮に含まれるビタミン、ミネラル、食物繊維とともに食べることができます。
そして小麦粉に含まれるグルテン腸内環境に影響することは以前からお伝えしていますが
小麦粉に水を加えて練るからグルテンができるわけで
小麦粉そのものが悪い、というわけではないのです。
加工することで消化しにくいものが作られ、それが負担になっているだけ。
調理過程はなるべく少ない方が失う栄養素も最小限です。
揚げるより茹でる、焼くの方が楽だし失う栄養も少ない。
生でそのままなら、楽さ加減も最強。
茹で方ひとつでも、栄養は変わる。
冷蔵庫内の保存方法でも変わる。
というのは、こちらの本。
全てできるわけではないですが、なるほどーと。
ただただ長時間煮るだけじゃないな、と。
面白い本でした。
我が家のしらす、小海老率は高いです。
そのまま食べられて
・たんぱく質、ミネラルもバランスよく
・脂質のEPA、DHAも多い
・美味しい (←ここが一番重要)
ω3系の脂質は意識しないと不足するので摂りたいですが
アマニ油などに含まれるω3をEPA、DHAに変換しにくい人も多いので
お魚から直接摂れた方がいいのです。
そのまま皿にのっけるだけでもいいし
ご飯にのせたり
野菜と一緒に食べたり
たんぱく質やミネラルは消化のためにも
単品でどんってとるよりは
ちょい足しでいろんな食材から食べられた方がベター。
調理過程は手抜きが一番。
栄養的にもそれは言えます。
それを知ってからは、料理苦手なわたくしもかなり気が楽になりました笑
素材そのままならば、しっかり噛まないと飲み込めない。
結果、唾液もでて胃酸分泌も促されるし
成長過程の子供にとって噛むことは全身の成長に関わる。
良いことばっかりです。
みなさん、胸張って手抜きしましょうね。
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