逍遙散は働き盛りの男性にもおすすめな漢方薬

以前、加味逍遙散(かみしょうようさん)という漢方薬をご紹介しました。

イライラや胸が張って痛い、PMS( 月経前症候群)の漢方薬

 

よく更年期やPMSなどによる

気持ちのアップダウンや胸の張りなどによくつかわれる漢方薬です。

 

元は加味逍遙散は逍遙散(しょうようさん)に牡丹皮と山梔子を加えたもの。

漢方薬には加味○○という名前はよく出てきます。

 

一味、七味というように、ちょっと加えて効果を高めているという感じ。

なので、長期的に飲むのはあまり好ましくないというのが、中医学的な考え。

長期に飲むならば、逍遙散がおすすめ。

逍遙散には、柴胡(さいこ)が入っています。

柴胡竜骨牡蛎湯や小柴胡湯など、よく聞く柴胡。

 

東洋医学の考えでは肝の気の流れが滞ると

イライラしたり

気分が落ち込んだり

胸やみぞおち、お腹が張る

息苦しく、喉が詰まった感じ

というようなからだとこころの変化がでます。

この気が詰まった感じを解消してくれるのが柴胡。

 

そんな気の流れをスムーズにしてくれるのが逍遙散。

なおかつ胃腸のはらたきのサポートもしてくれるのです。

東洋医学では胃腸のはたらきを担うのは脾というところ。

 

お仕事や人間関係で、精神的ストレスが多くて

外食など味の濃いもの、脂っこいものが好きで

接待などでアルコールを飲む機会も多い

というような生活は肝と脾を疲れさせます。

 

男性によくみられますよね?

そういう方のお腹、肋骨に沿ったあたりを触ってみると

ぱんっと、まるで風船のように張っていたり。。

働き盛りのお父さん、ご主人にも良いのではと思います。

 

もちろん、女性にもおすすめです。

月経不順や月経痛、更年期症状、胸の張り、イライラなどがあって

胃腸があまり強くない方など。

 

私も忙しかったり頭で考えすぎて

ちょっと気が張ってるなって時にはよく飲みます。

私は特に食べ過ぎやアルコールによって肝の症状がでやすいのもあるので

逍遙散の効果はよく感じます。

 

逍遙散は優しいお薬なので、予防的に毎日飲んでも良いお薬なので使いやすいです。

夫婦で飲むのもありかもですね。

 


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