からだの凝りにもマグネシウムがよい理由
免疫にも重要なマグネシウム。
ビタミンDにはマグネシウムも必要
でもその役割は本当に幅広いのです。
マグネシウムはミネラルのひとつ。
からだ全体のマグネシウムの量は約25g
その半数以上が骨や歯。骨はカルシウムだけじゃないんですよ?
カルシウム:マグネシウム=5:1くらいのバランスというから
骨粗鬆症にはカルシウムではなくマグネシウムを摂取した方が骨密度があがった
なんていう報告もあります。
(正確にはマグネシウム+コラーゲン生成のためのビタミンC)
残りのマグネシウムは筋肉や細胞外液にあります。
マグネシウムのはたらきといえば代謝。
エネルギーを作る基礎代謝や細胞の生まれ変わりの新陳代謝、どちらにも必要です。
代謝を促進させる酵素のサポートをする補酵素という存在なので
マグネシウムが少なければ全身で行われている様々な代謝が滞ります。
例えば
たんぱく質の合成にも関わるし
DNA合成や神経系の活動
活性酸素の抑制
とにかく重要だ!ってことです。
特にマグネシムはカルシウムを拮抗関係のようなバランスで保たれているので
血中のカルシウム濃度を多すぎず少なすぎずのバランスで保つためためにも必要です。
このバランスは筋収縮をコントロールしているで
カルシウム =収縮 (緊張する)
マグネシウム=弛緩 (緩む)
となります。カルシウムチャンネルと呼ばれます。
カルシウムが細胞内に入りすぎないに見張るのがマグネシウム。
マグネシウム不足によってカルシウムが入り過ぎれば筋緊張につながる。
筋肉の緊張、過剰な収縮は単に筋肉のコリや頭痛、便秘、冷えなどの不定愁訴だけでなく
心筋梗塞、高血圧、不整脈など循環器系の疾患にもつながりますから要注意。
肩こりとか足がつりやすいとか、マグネシウム不足が原因という可能性は大きいのですよ。
そしてマグネシウムはミトコンドリアミネラルなんて呼ばれます。
ミトコンドリア内のエネルギー生成に必須だからです。
エネルギー源を食べても、ミトコンドリアでうまく生成できなければエネルギー不足となります。
これだけ重要なミネラルなのに、不足している人がほとんどなのですね。
調味料の変化や食材そのものの変化も大きいし
添加物によるキレート、排出作用の影響も大きいです。
(こちらの記事も参考に)
加工食品と亜鉛不足
日本は軟水が多いので、水に含まれるミネラルも少なめ。
オススメはサプリよりもにがり。
料理に使う水、飲む水、お茶を作る時などたらりと。
現在の多くの塩はナトリウムのみで他のミネラルを含みませんから
ちゃんと海水からつくった塩を使うとか。
マグネシウムは肌から吸収できるので
エプソムソルトを使うのもおすすめです。
ミネラルは消化吸収が難しい、という点がありますので
ちょっとずつ、口に入れるもの肌に触れるものに含ませて摂り続けるのがベターですよ。
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