女性のための漢方薬
加味逍遙散（かみしょうようさん）という漢方薬。
ドラッグストアでも売っている、日本ではメジャーな漢方薬です。
婦人科系の症状
病気ではないけど、月経や更年期などにまつわる不快な症状の改善によく使われます。
例えば、月経前の
・イライラしたり、短気になりやすい
・よく夢をみる、眠りが浅くなる
・何でもない小さいことが気になったりする
・食欲が落ちる
更年期の
・イライラや不眠
・のぼせやすい
・ホットフラッシュ
・足の冷え
など。
加味逍遙散は、和解剤のグループで
体の中での気の流れ
臓腑のはたらきのバランス
寒熱のバランス
といった、調整役。
「肝」「胆」とよばれる、臓腑のはたらきの調整が得意な
「柴胡（サイコ）」が入っていて
気の流れをスムーズにしてくれる。
イライラしたり眠りが浅くなったり
というのは、「気が詰まっている」ということ。
なので、流してあげたほうが良い。
そして「脾」のサポートが加わって
胃腸のはたらき
の改善がプラスされています。
以前、逍遙散をご紹介したのですが。
逍遙散は働き盛りの男性にもおすすめな漢方薬
ここに
ボタンピとサンシシという
のぼせをとってくれるものが加えられています。
ですから、ちょっと作用が強いお薬です。
継続して飲むなら、上記の逍遙散の方がおすすめです。
このビタトールの加味逍遙散の錠剤をちょっと試してみたのですが
はたらきが穏やかに感じました。
月経が始まる直前３日間くらい
自分がちょっとピリっとなるのがわかるのですよね。
気が張ってる感じ。
その辺りに飲んで、穏やかに緩和される感じが気に入っています。
ビタトールは比較的に良心的なお値段で
様々な漢方薬を取り扱っているイメージ。
個人的な感想ですが
製薬会社によって同じ漢方薬でも効果は変わってくると思います。
日本の漢方薬はエキス剤ですから
その抽出方法や原材料で有効成分の質が変わるのかな、と
勝手に思っています。
こればかりは、自分で飲んでみないとわかりませんね。
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